平川 克美
(wikiより抜粋:事業家、文筆家。 東京都生まれ。1975年早稲田大学理工学部機械工学科卒業。渋谷区道玄坂に翻訳を主業務とするアーバン・トランスレーションを設立、代表取締役となる。株式会社リナックスカフェ代表取締役。株式会社ラジオカフェ代表取締役。立教大学特任教授)
っていう人の本を読みましたわ。
これが、面白い!
「反戦略的ビジネスのすすめ」と「株式会社という病」っていう2冊。
ビジネスについて書かれてますが、“ビジネスとは、こうあるべき”や“ビジネス必勝法(HOW TO)”では、ありません。
そんなんだったら、お薦めしませんから(笑)
・そもそも、ビジネスの本質ってどういうものなんだろうか??
・そもそも、株式会社ってどういう性質の在り方なんだろか??
って事を考えずに、お金儲けを肯定したり否定したりしている事自体が、ピントがズレていませんか?
ってな感じです。
で、だから、この2冊には都合の良い答えなんか、一切出て来ません。
なんとなく感じた違和感を、理路整然と数学的に言語に変換する為に、徹底的に考えられた文脈です。
何かを証明したいがために、無理矢理、知識の暴力を振りかざすような、インチキありがた本とは次元が違いますね。
ある意味では、作詞の過程をみるような印象さえ持ちます。
この立場の人が、このような内容の本を書いたって事に、意味があるような気がしました。
俺は、「そんな小難しい事、考えなくて良いからとにかくヤレ!」って類の事を言われるのが、反吐が出るほど嫌いです。
それは、「何故?どうして?どうやって?」などの疑問に対して、“その人間なりの哲学や(そこまでいかなくても疑問や自分なりの解答)を持たずに、ただ何となく言われるがままにやってきた人間は、部下や後輩が発するそれらの問いに答えられないという人間としての底の浅さが透けて見える”からでね。
で、そういう人間が、“立ち場や年上だって事だけに依って、(偉そうに)やらせる”時に、多分に使われるのが、上記の、「そんな小難しい事、考えなくて良いからとにかくヤレ!」っていう、この決め台詞だからな訳でござんすな。
だから、自分が後輩や部下に指導する時は、意味・意義・狙いを必ず説明するし、
敢えてそれを黙ってやらせて後から注意する場合なんかも、そこまで狙っていた経緯まで話します。
勿論、話す前に、どのように伝えるか・説明するかをちゃんと考えておくのは、当然の事です。
で、これは、相手を大人として扱っているからこそ で在る訳なんだけどさ、自分の中ではね。
逆に言うと、その分、シビアです。
回りくどくなったけど、この本達は、「そんな小難しい事、考えなくて良いからとにかくヤレ!」と理不尽チックな言い方をされるのも・するのも嫌いな、そういう感覚の持ち主にお薦め致します。
逆に、考える事を放棄したアホには不向きです。
ま、そーゆー人は、そもそもこんな本に興味持たないだろうけどね(笑)
この本に、答えはありません。
だからこそ、お薦めします。
(経営学・経済学の基礎の基礎の基礎ぐいらいの用語は知らないと、読むのに苦労するかも知れませんが。)
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