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2006/03/01

受け入れられたいという想い。 その3

Fi2355774_0e 前回の記事「受け入れられたいという想い。 その2」みたいな精神的な下地がありつつね。
高校に入学してからはね、さすがにファンクラブからの被害だけは軽減したものの、‘特定のお付き合いしている方’がいない時期なんかは、やはり一月に1人以上のペースで告白されるような日々は続くし、イチイチ書くの面倒なんで省くけど、結局、事態は(俺が望んだようには)好転しなかった訳ざます。

そんな中、「唄うという自己表現と出合ったTSURU少年は(っていうか、バンドやってから、余計にモテちゃったのはあるよね~^^そりゃ)、それにすがる事でなんとか自分を維持(出来て無い時期もあったけど)しようとするに至るのね。

「受け入れられたいという想い。」にもチラッと書いたけどね、、「自分が受け入れらようと訴える手段」を手に出来た事によって、かなり救われたお陰で、犯罪にも走らず(笑)、なんとかかんとか乗り切ろうとして行くようになるのね^^

俺が他人とのコミニュケーションをまともに学んだのは、きっと大学のサークルに入ってからだったんだと思う。

それまでは、周りの奴の事を見下してたし、お付き合いしていた女の子達にしても、しっくりいかずに、割とすぐにお別れしてたんだけどさ。
今になって思えば、思春期に「過剰な接し方」だけしかされて無く、常に集団(ファンクラブという意味では無く)という単位でしか相手にして無かった(されて無かった)俺は、「一人一人の人との関係性を築く」術を、学ばずに(むしろそこを敬遠して)成長してたんだろうね。

幸い、大学のサークル「軽音楽部」には、濃くて個性的な(というか、一歩間違えば、犯罪者予備軍←この時点で、はすでに犯罪じゃないという認識だったりしますが^^)先輩達が沢山いてくれたお陰で(同学年では割と普通の奴が多かったんだけど)、俺も少しづつ、同じ匂いがする集団の中で学んで行く訳ね(笑)

当然、俺と同じような体験をしてるような人は居なかったけど、それ自体は問題じゃ無くね、「エネルギーの渦に飲み込まれて、溺れそうになってる自分が、何かを発信せざるを得ない状況に追い込まれてる」っていう共通点で充分だったのね。

勿論、そうじゃない奴も沢山いたんだけど、普通の環境よりは「自分の居場所」だと感じたし、外の世界に出る為の最初のステップとなる場所だったんだな~。


Fi2355774_1e それと時を同じくして、出会っちゃった訳ね。
初めて、強烈に女性に焦がれるという感覚にね。
かなりぶっちゃけると、高校在学中に当時好きだった女性を相手に「男性」にはなってたしね、その他にも、(こういう言葉使うのも好きじゃないけど^^)恋愛もしてたけどね。

なんというか、衝撃?に近い感じっていうの?うひひ。
自分の存在を維持していく為に決定的に足りないピースが埋まったような感覚とでも言いましょうかね。

高校のバンド仲間だった友達が通う予備校に行った時にね、そこの仲良しグループみたいな中にいた子だったんだけどね。
なんていうか「波長が合う」って言葉を初めて体験したんじゃないだろうか。
向こうも意識していたようだし、俺もほぼ一目惚れみたいな感じだったかな(笑)

お付き合いするまで(というか俺が告白するまで)に会った回数は、4回のみ。
2人っきりで会った事は無し、で、時間にするとトータルで1時間にもなってなかったと思うな~。4回の合計がね。

付き合えば付き合うほど(良い意味で)解って行くんだけど、案の定、彼女「自分のエネルギーに振り回されてるタイプ」の方でね。
そして「無条件で受け入れられる事を誰よりも強く願っていた」女性だった。
父上が考古学者で、母上が女性人権問題に携わる、両親とも東京のW大卒の一人娘。
詳しくは書かないけど、とにかく、彼女は「自分の両親を憎悪しつつ、愛してた」し、比喩では無くね、本物のヒステリーを持ってたし、(あくまで)若干死にたがりの卦もあったりね。
個性的で魅力的な女性だったよ。そりゃ。

二人共、とにかく「受け入れられる事」を強烈に望んでいたからね、もうね、はははは。
お互いに傷をつけあって、そして、それを受け入れてもらう事で、初めて「自分というモノの存在が許されてる」と確認出来る。
そんなお付き合いの仕方だった。

彼女は、今までに誰一人として、彼女に対して答える事が出来なかった「彼女が望んでいた答え」を俺の中に見つけた(んだと思う)し、俺は初めて「感覚を共有出来る(と思える)人」の出現に、二人は二人である事を望んだってとこでしょうかね。
多少、美化されてるように感じるかも知れないけど^^、実際に美しく始まって、美しく終わったのでそれは仕方がないでしょう(笑)

彼女は、東京のW大に無事合格して、遠距離恋愛がスタートするんだけどさ。
たぶん、遠距離だったからこそ、あの濃くて重くて甘い(自分が受け入れられてるという意味で)快楽的な関係性が2年続いたんだろうと思う。

とりあえず、月に1回か2ヶ月に1回位のペースで俺は東京に行って3・4泊してたな~。
まだ、携帯もポケベルも無い時代だったからね、テレカ握り締めながらの電話BOXでの電話と手紙のやりとりでね。
もどかしかった~。

彼女は、折に触れ「出会うのが早すぎた」って言ってた。
それは、どう頑張ってみても、どれだけ2人がそれを望まなくても、2人が大人に・・・というか「人間」になる為には、2人にとって、いつか訪れる「別れ」が必要だと解っていたからだと思う。
でも、出会ってしまった以上、素通りは出来ないし、それを放棄する事は出来ない。
そんな感じだったんかな。

俺は、それを認めたく無かったし、その言葉の意味に気付かないフリをしてたけどね。
でも、そうならざるを得ないだろうってのは、やっぱり、俺にも解ってた事だった。
だから、社会的にちっぽけでゴミみたいな若造で、何の力も持っていない自分が悔しくてしょうがなかった。
でっかい社会に負けたようでね。
だから、もっと大きい声で・・・そんな想いで、焦燥感に駆られながら、「俺ハ此処ニイル!」って叫んでたんだろうね。きっと。
初めて受け入れてくれた女性を離したくなくて、そして、当時の俺にはとっては「でっかいバケモノ」だった社会に受け入れてもらいたくてね。

俺にとっての、始まりの場所は、そこなんだよね。
「自分がこの世界を生き抜く」事を始めた、始まりの場所はね。



Fi2355774_2eそんなこんなで、一歩ずつ一歩ずつ、他人と交わる事を学びながらね、TSURU少年は大人になっていこうとした訳なのだね。

勿論、「特別な人間」と「特別な経験をした人間」の違いも解るようになったり(笑)。
自分の「分」というか、「才」に対する正当な評価を、自分自身に突きつけたり・・・


受け入れられたいって想い。

自分の全てを賭けた、拠り所だよね。
陳腐な表現の仕方かもしれないけど、神にもなるし悪魔にも変わる。
そんなモノのように思えるモンだな~。

って事で、「受け入れられたいっていう想い。」のような事を思うに至るのですな。

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