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2006/03/26

「流星ワゴン」 重松 清 ~また、小説読んで泣いちまったー。くそっ~の巻

崩壊してしまった家庭の、所謂、ダメ親父がね、何度かある「人生の別れ道」に戻って・・・。
ま、そんな感じの大まかな筋書きなんだけどさ、と言ってもタイムマシンものでは無い。

あくまでも、テーマは一貫して「父権の幻想」なんだろうと思う。
それ自体も、正直言って使い古されてきてはいるけど、“親子もの”を書く以上は避けて通れないテーマだろうしね。

自分の家庭での父権の存在を盲信してしまっていたが故に、知らず知らずの内に見過ごしていた「分岐点」。
そして自分の親父が持っていた「強烈な父性」に対する、コンプレックスと反発。
それ自体は取り戻す事が出来なくても、それを知る事によって・・・何かが変わるのか?という感じね。

主人公の背景は暗いんだけど、物語のテンポが良いのもあるし悲壮感は無い。
ちょっとホロッと来て、最後近辺で泣いてもうたわ(笑)

自分が親父になってから読んだら、もっと深く感じれるのかもしれないけどね。
でも、充分面白かった。

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コメント

おはようございます。読了されましたか?健太君が成仏するかどうか??の場面がたまらなく切なかったですね。大きな声をあげない人が、「健太をとめるな!!」と大声で言った場面。。僕はここでしばらく泣きました(笑)エピローグの仕掛けもよかったですね。「黒ひげ危機一髪」欲しいなあ。。

おんたけさん、おはようございます。はい、読了しました^^橋本さんが叫んだ場面は、確かに良いシーンでしたよね。その後の、チュウさんがカズの延命を懇願する箇所でも、ドワッと来ました(笑)最後の健太君のプレゼント、「粋」ですよね。なんとも言えない、すっきり感が残りました。良い作品を紹介して貰えて良かったです。有難うござました^^

むむ。重松清はエイジと舞姫通信を読みました。お気に入りの作家の1人ですがまだ流星ワゴンは読んでいない……。読んでみようかな。

こんばんは。私も2ヶ月ほど前にこの本を手に取ったのですが、途中からどばどば泣いてしまって、電車の中では読めなくなり、家で読了しました。「ああ、私も心の中ではこう思ってたのに、裏腹な態度を取ったよなぁ」と自分の記憶に重ねてしまい、感情移入してました。久しぶりの良い本でした。

masuokaさん、こんばんわ^^僕の場合は、この「流星ワゴン」が初めて読んだ重松作品なので、他の作品とは比べられないですが、中々お薦めですよ。面白かったので、あっという間に読んでしまった。っていう感じです。

Ciel de Reneさん、はじめまして^^コメント有難うございます。時々、拝見させて頂いております。確かにこの本、電車の中で読むのは危険ですね(笑)僕も以前は、“両親との確執があった時期”があったので、この本には、かなりヤラれちゃいました^^また、何か感じる所などありましたら、足跡を残して頂ければ非常に嬉しいです。有難うございました♪

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