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2007年1月

2007/01/28

THE SHINS 「WINCING THE NIGHT AWAY」 ~凄ぇお薦め!!だわ~の巻

Fi2621843_1e 2007/1/24(だから、実際の発売日は23日のPMだね)に、出たばっかの新譜。
たまたま、当日の朝にFMでかかったのを聞いてて「結構良いじゃん!!」って思ったんで、名前をなんとなく記憶しておいた訳ですな。

で、気になってたので、その日の帰りにTSUTAYAをうろついてたら、洋楽新譜にばっちり置いてあったので、BLOCK PARTYの2枚目と一緒に、購入。

これは、良い!!よ。お薦めだね。
CDの帯には「美しくキュートな60年代的レトロ・ポップ・サウンドをベースにディテールにこだわり抜いた音作りを施した云々・・・」と書いてる。
なかなか的確な表現だと思う。

THE SHINS アメリカのバンドらしいんだけど、最初に聞いた時はUKなのかと思った。
最近のアメリカのバンドにしては、Grも単純なコード掻き鳴らし系でもなく、唄もそれなりに丁寧に歌われてて、且つ、かなりメロディアス♪。
んで、60年代的レトロ・ポップ・サウンドと言っても、「古臭い」感じでは無くて、リズムパターンの当て方とアコギの混ぜ方が、ちょっとそれっぽいって程度。
あくまで、エッセンス。でも、それがちゃんと効いてる。

ちゃんとバンドの音になってるんだけど、全くうるさくなくて、メロディもしっかりしてるんでね、ROCK好きじゃない人でも、世代に関係なく安心して聴けると思う。

ちなみに、このアルバムは3rdらしくて、俺は前2作は聴いて無い。
とりあえず、このアルバムはお薦めだすな。

2007/01/23

宮部 みゆき 「模倣犯」 長いよっ!!なかなか面白かったけどね。

え~、ここ最近は、宮部 みゆきの「模倣犯」を読みながら、帰宅後・休日の時間を過ごしておりやした。
う~んとね、長いです、長すぎまする。
途中、ちょっとゲンナリしちゃった。全5巻中4巻位で。
そして、この記事も長いぞ^^

正直言うと、もう少し登場人物を削ったりすれば、短く出来たんじゃなかろうか。
とも思ったりもしたんだけどね、この作品に込められた幾つかのテーマを表現する為に、純粋な物語として必要性の薄い(と俺が勝手に感じた)登場人物が、そういう意味では作者・作品にとっては必要なんだろうな。ってのは、読んでる最中も感じてたので、白けたりしないで最後まで読めたかな。

犯人像(志向性・価値観)としては、そんなに意外性があった訳では無いし、時代背景と照らし合わせても、色んな衝撃的な犯罪がザクザク出てくる現在では、特別に目新しいものでも無いと思う。
でも、だけど、面白かった。
物語の組み立て方が非常に上手いと思うし、「読後にどんな事を感じて欲しいか」というか作者の主張というか、ま、そういう着地点が登場人物の役回りや台詞なんかで暗に示されてて、そこに向かって巧みに誘導されてるからなんだろうな。って思った。
人物像も、かな~り掘り下げられてるし(その所為で長いけど^^)

で、ごたくを並べてるけど、実際に、読後に俺が感じた事は・・・
犯罪者にならなくて良かった。だった。
以下、かなり長くなる上に、多分に嫌味ったらしい事が綴られますので、ご注意を。吐き気を感じた方は即刻読むのを中止して下さいますよう^^
でも、過去の話だからね。あくまでも)

何をやっても、そこそこ器用に出来る、勉強も出来るし(かと言って真面目な訳でも無くというか、真面目一辺倒の人間と一線を画しつつ)、見た目も悪くない、むしろ、そういう所もしっかりと気にしてて、サービス精神もそれなりにあって、異性から好意を告げられることも多々ある。
良くも悪くも渦の中心に自然となってて、自分に注目が注がれてるって事が自然になってるし、周囲を引き込む・もしくは押さえつけるエネルギーを他者よりも持ってて、自分に興味を持ってる人間が誰なのかも的確に嗅ぎ分けられる。(詳しいお話は何度か書いてるけどね

そんな奴が、ちょっと他人と違う感性だった場合、
例えば、小さい事でも、周囲の人達と比べて、カッコ良いなと思う物、許せないと思う事柄、傷つくポイント、そういうもの全部ひっくるめたバランス感覚etc...が真逆だったり、微妙にずれてたりの積み重ね・・・
でも、そんな自分が、多くの好意や若干の反感を持たれたりしながら、渦の中心にいて必ず「反響」が返って来る。
小・中・高・大と、取り巻く環境や箱が変わったり大きくなったりしても、それが変わらない場合。
且つ、自分の感覚が他人と分かち合えた経験が、極端に少ないと、自分では思ってる。

そうすると、心の中で・・・
俺は、こちら側を知ってる。
そして、自分と違う、多くのあちら側の人達の当たり前の考え方も知ってる。
でも、あちら側の人達は、こっちの感じ方(の存在そのもの)を知らない、気付けない。

つまり、こちらはあちら側を知ってるけど、あっちはこちら側を知らない。
双方向では無い、こちらの方が多くの事を感じ取れてる在り方。
そして、こっち側にいる少数派の人間達は、常に、多数決の論理でこちらの世界に主導権が取れない。
多くの事が見えてるのはこっち側の人間なのに、うやむやに丸め込みながら物事が進行しないと生きていけない能力の無い人達の、悪意の無い、それでいて人数に頼った嘘臭い価値観の押し付け を呪う気持ち

みたいなのが、発生したりしてさ。
そして、そんな部分も他人にはアーティスティックに映ったりして、それがまた人を巻き込む要因の一つになってたりなんかしてね。

勿論、酷く傲慢で、独りよがりで、幼稚すぎる位に幼稚で、他人の人生・命をそれとして扱ってない非人間的な感じ方。だよね。

ある程度の箱になると、程度に差はあれ、一人はいる(かもしれない)タイプですわな。
ともかく、それがどんなに認められなくても、青くても、今思い起こせば「穴があったら入りたい」と心底思うようなものでも、当時の俺の、偽りの無い感じ方だったんよね。

俺は、幸運な事に、高校に入学してからバンドを始めたのがきっかけで、ROCKっていう自己表現の方法に出会えた。
本当に、幸運だったと思う。

そういう自分の持て余してるエネルギーや心の闇の部分(大げさだけどね^^)や自分自身の過剰な役回りなんかを唄にぶつける事・そして曲を作る事で形にして、それを<大衆>(模倣犯で、この言葉はキーワードなので)の目前に曝け出して、且つ多くの人に好意的注目をされる事で、「自分の抱えてる何か」に市民権を持たせて、多数決の論理を逆転してやる。
そんな、ヒネくれたコンプレックスみたいな事を、当時はこういう風に的確な言葉を当て嵌められなかったけど(というか、消化出来たんで言葉に出来てるんだろうけどね)、心の底で感じてたんだと思う。
特に、自我が強くなるに連れてね。

自分の中の何かを、「何かを作る事」でやり遂げようとした。偶然だけどね。
でも、たまに思ってた事というか、恐怖に感じてたのは、
もしかして、いつか、俺は、今の表現方法に煮詰まった時に「何か・誰かを壊す事」で、人が嫌悪したりする事を平気でやってのけて、それを衆目に晒す事で、
「お前等、そっち側のヌルイ世界なんて、社会的な力の全く無い、心無いガキ一人の、言葉に出来ないほどの苛立ちのエネルギーだけで、覆されるような脆いもんなんだって見せ付けてやるよ」、そんな事をやっちまうんじゃないだろうか。

そして、こういう事を考え始めた自分みたいな奴が、煮詰まって、想像力に負けて、それを実行しちゃうんじゃないか。
ってね、ちょっと怖かった。
犯罪者予備軍みたいなね(笑)←いや、笑い事じゃ無いよね。

でも、幸い、俺は、視点は捻くれてても、正面から物事に挑む性質を持ってるのでね(当社比)、
しっかりと表現手段を間違えずに、そしてその過程で、自分で言うのも何だけど、上手く(簡単にでは無くね)自分と向き合ってたと思う。


かなり話しが長くなったけど、宮部みゆきの「模倣犯」の犯人は、
秀でてる自分の能力と他人の目に映る自分を熟知しつつ、「ショッキングな事件を、犯人が大衆(作中の犯人の言い方ね)の為にプロデュースする」事で、
そして、日本全国民が受け手で自分だけが唯一の発信者である構図に酔う為に、犯罪を実行する。
大雑把に言うと、だけどね。

それは、さっき書いた過去の自分像を、もっともっとスケールを大きくして、理知的で魅力的にして・・・とにかく、自己陶酔のアホさ加減と自己を正当化する言い訳が、源泉が、ちょっと似てるような気がしたのね。

俺は、犯罪者にならなくて良かった。と、本当に、素直に感じた。
それは、罰が下るからでも、他人の命を奪うのは良く無い事だっていう、当たり前の事から来る物でもなく(全く無いとは言わないけど)、物語を読んで被害者の立場に立てたからでも無い。
だって、犯罪を犯す奴にとって、それはブレーキにならないんだと思うんだよね。
だから、やるんだから。

認識を、命を破壊した残骸を見せ付けて、それを表現と称する事は一番低俗なものだと思ったから。
というか、↑適切な表現じゃないね。
そんなものは表現じゃないどころか、表現への冒涜だ。
勿論、命に対して、一番の冒涜だ。
それは、今は(割と)素直に思えるよ。
改めて、それを心から実感した。当たり前の話だけどね^^

だから、いつか俺は・・・って、ちょっと怖かった頃の事を思い出した訳よね。
そんな事を、かつて感じてた人達。
“己”を意識してからの時間の積み重ねが短いが故に、そして他人と自分の間にある溝に絶望的になるが故に、かつての俺と似たような思いを抱いてる若人やなんか。
この本は、色々、考えさせられる。
いや、そういうタイプの人間を揺さぶる力を持ってると思う。し、そういう造りになっている。
感じれる力があるのなら、ね。

でも、それは、もしかしたら、俺はもう消化出来てるから、健全な解釈・受け取り方が出来ただけ。なのかも知れないけど。

この本で、作者は何を言いたいのか?
もしくは、どんな世界感を表現したいのか?
読書する時に必ず念頭に置いている、学校の国語のテストで出そうな言葉だけどね。

この本で作者は何を言いたいのか?
作中の誰のどの台詞に、登場人物の成長・変化に、どこにその思いを込めたのか。
実に、楽しくというか、興味深く読めた、全5巻でしたわ。

でもね、長い(笑)
そして、俺も。

2007/01/20

エミール・クストリッツァ&ノースモーキング・オーケストラの「ウンザ・ウンザ・タイム」

Fi2621841_1e なかなかにイカしてます。
エミール・クストリッツァ&ノースモーキング・オーケストラ
「ウンザ・ウンザ・タイム」

まず、エミール・クストリッツァは有名な映画監督さんですね。
で、自身も参加してるノースモーキング・オーケストラを追ったドキュメンタリー映画「SUPER8」や俺の大好きな映画「アンダー・グラウンド」(の記事)なんかを撮ってて、世界3大映画祭(カンヌ・ベルリン・ベネチア)の主要な賞を総ナメにしてたらしい。
そこまで評価されてる人だとは、知らんかった(笑)

で、肝心のこのアルバム。
本人曰くなのかは知らんけど、アルバムの帯に書いてあるのは
「独自のアップテンポの2ビートにのせたジャズ、ラテン、スカ、パンク、ハードロック、クラシック、そして“バルカン人のブルース”とも言うべきジプシー・ミュージック等々、すべてのジャンルを飲み込んだ究極のミクスチャー・ロック・サウンド」
という事ですが、なかなか的を得てるんじゃ無いだろうか。

想像し難い人は、スカパラを賑やかなまま民族音楽っぽくして、そこにバイオリンとかアコーディオンとかを加えて、ちょっと良い意味で悪ノリしてる感じと思って下さいな(笑)
唄も入ってるけど、どっちかっていうと曲メインで、歌も楽器の1つみたいな感じかな!?
でも、楽器で主旋律を追ってるので、聴き易いくてノリもよくて、脱力したままテンションが上がる感じで、お薦めっすな。

2007/01/14

今頃、どうしてるんかな~

Fi2621840_1e たま~に思ふことがある。
今頃、どうしてんのかな~。

今でも付き合いがあるのは、本当に数人。
その時期、お互いのベクトルがたまたま同じ方を向いてたってだけでもね、その時にしっかりと関われたって事は、なんて言うか良かったって思うんよね。俺は。

(ここには、ちょくちょく書いたりしてるけど)俺は、(特に若い頃)人付き合いが決して上手く無く、というか下手クソで(今でも上手くは無いけどね^^)、兎にも角にも、自分を素通りされるのが大嫌いだった。
つまり、若人によくいる、0か100かの自意識過剰の「ないがしろにされるの大嫌いマン」だった訳だ。ですよ。

ま、そんな訳で、持て余してるエネルギーを対人にも全開だった故、当然、お付き合いしてた女性、友人、バンド仲間(やっぱ“友人”とは微妙~に違うんだな)とも、必然、濃い関わりになるのね。
深くて、狭い(笑)

その時期だけの関わりだけであっても、俺にとっては、今でも「元気にしてっかな?」って思い出したりするような、なんと言うか、色んな事を語ったり、悪ふざけしたりね。
みんなで助け合って行こうよ。な~んて、(俺にとっては)胡散臭い事を思ってる奴ぁあんまり居なくて、各々が自分の道標を探しながら、道を逸れたり、ただただうろついてたり、吠えてるだけだったり、着実に歩いてたりね。
そして、それが当然壊れる物と知りつつも、近い将来の二人を夢見たりね。

でも、傍観してるだけって奴はいなかったかな。
というか、そういう人とは接しないようにしてたからなんだけどね(笑)

みんな、何してるかなー?
幸せだろうか?(随分とありきたりな表現だけどね^^)
お付き合いしてた女性達、本当に幸せであって欲しい。←嘘臭い?いや、ホントにさ。

クソガキだった頃に、自分達に言い聞かせるように語ってた、色んな事。
どうなってるだろうか?
初志貫徹じゃ無くたって、当然、良い。今の自分を誇れるなら。
たまには、そりゃ、自分に嘘付いちゃう事もあるかもしれん。

でも、俺は、なんとか生きてきた。
あの頃の自分達に後ろめたい事しないで、やってきた。
皆もそうな風に、胸張って言える“今”であって欲しい・・・・な~んてね、たま~に思ったりする。事もある。

勿論、実際に会ったら、そんなクッセー台詞は、よ~~~~っぽど酒が入ってベロンベロンにならん限り言わんけど。誰も

きっと、今、俺がこんな事思えるのは、今の自分が好きなのと(はいはい、俺は自分大好きですから)、俺自身、ちょっとは幸せだからなんだろうな。とは思う。

やっぱ、それは、自分の抱えてた、埋めようとすればするほど広がる、心の淵にある暗い生きてる穴を、ある程度自分でコントロール出来るになったってのが一番かな!?
勿論、それには、今の社会的環境や、子供はまだいないけど家族の存在なんかもあるんだろうけどね。

昔を懐かしむ事はあっても、「あの時が一番良かった」って思った事は、一度も在りません。
そして、皆もそうであって欲しいな。などとね、たま~に、思うんだな。

2007/01/07

RED HOT CHILI PEPPERS 「ONE HOT MINUTE」 レッチリで一番好きだわ

Fi2621839_1e えーと、STEVIE SALAS COLORCODEの「BACK FROM THE LIVING」ん時にも書いたんだけど、俺はファンク系がそんなにツボでは無い。
っていうのも、Voがリズム打ち過ぎてて、メロディーとかコード感が薄い曲には、グッと来ないからなんだけど。(勿論、そうじゃ無い曲も沢山あるんだろうけどね)
例外は、STEVIE SALAS COLORCODE。
そして、レッチリの中でも特にこのアルバム限定なんだけど、
「ONE HOT MINUTE」
これは、カッコ良い。’95年発売。

その前のレッチリのアルバムと比べて(という程、これ以外は聞き込んでないんだけど)、メロディラインもそれなりにあるし、ファンクよりもロックテイストの方が、ちょっと強いと思う。
つまりは、とっつき易いって事だね。
カッコ良いリフと、中々ストレートな曲調の裏でしっかりと難しい事をやってる上に、適度にメロディーの付いたノレるVo。
非常~にバランスが良い。と思うよ。

いや~、それにしても、もうそんなに経ったんだねぇ。
丁度、大学辞めてアルバイトしながらバンドでプロ目指し始めた時で、一人暮らしをし始めたばっかの時に買ったような記憶があるな~。

ちなみに、このアルバムはGrが元ジェーンズ・アディクションのデイヴ・ナヴァロが弾いておりやす。
もう解る人だけ付いて来て下さい(笑)
楽曲の微妙な変化は、そういうメンバーチェンジの影響もあるかもね。

レッチリが特段好きじゃない俺も、お気に入りのアルバム。
お薦めしやす。

2007/01/02

ふと・・・

今夜は、月がとても青い。
そして、煌々と光を放っております。

こんな北海道の夜は、とてつもなく寒いんだけど、そこには不思議と暖かさが含まれてる。
気がする。

月の光って、これ見よがしじゃない感じが、柔らかくて好きやね。

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