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2007年6月

2007/06/27

山本 周五郎 「虚空遍歴」 何かを作り出す時の苦悩が、壮絶な姿で描かれてる

山本 周五郎の本は、何冊か読んでるんだけど(その記事)ね、長編を初めて読んでみた。
赤ひげ診療譚は、一応長編かもしれんけど、どっちかっていうと短編の集合体って感じがするんで。

でもって、感じたのは、この作品は迫力がある。凄く。
主人公の苦悩が、迫ってくるようなね。
でも、やっぱり周五郎の凄さなのか何なのか、苦悩がリアリティを伴って迫ってくるんだけど、読んでいてその重さが嫌になるような、読み続けるのが嫌になるような、そのての息苦しさは無かった。
でも、なんだか、凄い伝わってきた。

主人公は、新しい浄瑠璃を作ろうとしている芸人なんだけどね。

俺自身がかつて音楽の道を志してたのも手伝ってるのかもしれないけどさ、非常~にその苦悩が感じられたし、芸事に対してストイックな主人公の姿勢に、引き込まれたな~。

もしも、これを読んで、「こんなストイックな感じ方の奴ぁ、いねぇよ」って本気で思う人がいたら・・・・。
「あ~、病んでるんだね。“なんとなく病”に人生が侵されてるのね。」なんて思っちゃうかも知れん位に、心にじんわりと刺さって来た。

周五郎の短編は、ハッピーエンドじゃ無い作品でも、読後に何とも言えない清涼感を感じるのが多いんだけど、この「虚空遍歴」はそれが薄い気がする。
そして、だからこそ、心に残るような気もする。

2007/06/24

牛ミンチ偽装問題について

Fi2621874_1e 苫小牧の、食肉加工製造卸会社「ミートホープ」がやってた、牛ミンチ偽装の発覚について。

勿論、偽装は良くない事だし、やってはいけない事なのは、当たり前だよね。
成分を偽るって事はさ、そういうアレルギーを持ってたり、宗教上の理由とかで、その成分を避けている人をさ、欺く事にもなるしね。

但し、俺ら消費者も「安い物には裏がある」って感覚は、持ってなきゃならんのかな~、って思う。
例えば、業界は全然違うけどね、医療業界の中のとある分野を担っている、うちの会社。
勿論、同業者、つまりライバル会社は、それなりにいる訳だ。
中には、価格破壊をしている会社もあるんだけど、「まともにやってたら、成り立つ訳が無い」価格を提示してるのね。そういう会社は。
当然、裏があるんです。
でも、安いから使うっていう、お金大好きな医者がいるから、需要もある。

どの業界でも、あるんじゃない?当然。
根拠の無い安さ、は要注意だね。


で、今日言いたいのは、偽装そのものについてでは無くて、記者会見でのミートホープの社長の態度
あ~れは、許せない。
確信犯でやってるんだからさ、バレたら、見苦しい事すんなっての!
部下に、責任かぶせたりさ。
人間として、最低の奴だね。ありゃ。 醜い。醜すぎる。
そりゃー、息子も会見途中で「ちゃんと話して欲しい」って言うさ。

バレたら困る事やっといてさ、どう考えたって、今後の追及は逃れられない。
そんな中で、まだ、すぐにバレる嘘をつこうって神経が、解らんわ。
潔く、全部、洗いざらい喋って、本当の意味で謝罪した方が、まだ見れるよ。
どっちにしたって、こんなになったらさ、会社潰れて訴訟問題にもなって、etc...
その上、偽装以外のところでも、全国の人達に軽蔑されるなんてね、そういう対応は辞めなさいよ。ホント。

あういうギリギリの所で、人間の本質って出るよね。
それにしても、全部の罪を着せられかけた工場長も・・・・ね。
なんだかな~。

パイレーツ・オブ・カリビアン ~ワールズ・エンド~

昨日、パイレーツ・オブ・カリビアン~ワールズ・エンド~を観ました。
3部作の締めくくり。

スッキリといった感じですな。
やっぱ、ジョニー・デップは凄い。っていうのは、もう当たり前の話なので・・・

R・ストーンズの、キース・リチャーズが出てたけど、面白い役どころだったな~。
観てのお楽しみです。

それと、エンドロールが流れてる間に帰った人は、ちょっと損したと思う。
これから観ようと思ってる人は、ちゃんと最後まで観た方が良いよ。
なんだか、まだありそうな気がしてたんで、残ってて良かった^^

2007/06/17

やっと見ました,「チャーリーとチョコレート工場」 おっもしれー!

Fi2621872_1e 観よう観ようと思いつつ、なんだか先延ばしにしちゃってた「チャーリーとチョコレート工場」
ティム・バートンジョニー・デップ、またもや強力コンビの良作だぁね。

もう、ワールドですわ。ティム・バートンのね。

そして、やっぱりジョニー・デップのキャラ付けは、存在感がありながら、浮いてはいない。っていう絶妙なところ。

あと、作中の小人キャラクターが、いかしてます。
更に、ある作品のパロディー部分が含まれてて、笑いました。
なんだか、画面の後ろの方で映ってるのは、あの作品の冒頭部分じゃないか~?
な~んて、思ってたら、その作品のパロディーが展開されてくっていう心憎い構成。
笑ってもうた。

勿論、ストーリーも、しっかりと腑に落ちる形で終わって、もう良質なバートン風味コメディ。
それにしても、ジョニー・デップの演技って、やっぱ凄いよな~。なんて思う。
この演技のお陰で、最後の最後まで、物語のエンディングが読めなくて楽しめると思うよ~。

面白かった!

2007/06/10

じんわり、じんわり温まる 「サイダーハウス・ルール」

Fi2621871_1e 昨日、久々に映画(DVD)を観ました。
サイダーハウス・ルール

と言っても、全く観ていなかった訳じゃ無くてね、映画らしい映画を、久々に観たって事ね^^

ざっくりとしたストーリーは、(以下下線、インターネットの紹介記事より抜粋)
「ガープの世界」などで知られる米現代文学の巨匠、ジョン・アービング原作の感動作。
孤児院生まれの青年を主人公に、彼がさまざまな経験を通し成長してゆく姿を温かな視点で描く。
マイケル・ケイン、トビー・マグワイア共演。
20世紀半ばのアメリカ。田舎町の孤児院で、堕胎を専門とする産婦人科医ラーチに育てられたホーマー。
成長し、彼の助手として手伝いをしていた彼は、やがて自立して孤児院を去ってゆく。


製作は1999年。

細かい事は、まず置いといて、じんわりと感動出来る映画だった。
何て言うか、「はい、ここで泣いてねー」っていう、“いかにも”が無い。ので、すんなりと観れた。

主人公は、孤児院で育った孤児だけど、(映画に関しては)そこら辺の独特の傷みたいなのが見受けられなくてね、むしろ、閉ざされた世界で育った純朴な好青年って感じ。

原作の小説家が、映画の脚本家。
DVDの特典映像インタビューで見たんだけど、映画サイズにする為に、かなりコンパクトにしてるらしい。
観終わった後にそれを知って、「これは、原作を読みたい」って思ったな。
で、早速、今、近くの本屋に行って来たけど、残念ながらそこには無し(笑)

孤児達も、凄く魅力的に描かれててね、原作はもっと掘り下げられてるのかな~、と期待しちまいますぁな。

とにかく、一人の青年の青春を通して、
自立・自分と向き合う事・意志 etc...そんな事が、温かく描かれてると思った。
作中には、印象深い言葉が、いくつも出てくるんだけどね、
それを、俺がここで並べあげるのは、野暮ってもんでしょう。

2007/06/08

思い出したように買ったCDを、思い出した 「ZIGGY」(笑)

Fi2621870_1e 半年位前にね、物凄く、ZIGGYが聴きたくなってさ。
買ったの。2枚組のベストアルバム。

リアルタイムん時は、実はそんなに聴いてなくて、バンドでちょこっとコピーした位。

やっぱり聴いてて気持ち良いのは、初期の頃の曲だな~。
その頃は、演奏そんなに上手く無いし、曲の構成も無理矢理っぽいのもあるんだけどね。
でも、なんか妙な勢いがあるのと、メロディーが良いのとで、やっぱ初期。
聴いてみたら、改めて聞くのは初めてだけど、何故か知ってる曲みたいなのが多い。
カラオケとかで、誰か歌ってたのかな!?

森重の声と歌い方は、結構好きだな~。

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