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2009/02/05

「チェ 28歳の革命」「チェ 39歳 別れの手紙」

Fi2621943_1e_2   「革命」って言葉は、日常生活の中で、意外と簡単に使われてるよね。使っちゃうし。
変化の促進。という意味を言う時なんかにさ。

この2本の映画は、実態としての「革命」が、描かれてる。
それを伝えるために、この映画で採られた手法は、ストーリー性を付け加えたりする方法ではなくて、ゲバラの著書と、当時ゲバラに接していた人への綿密なインタビューを基にしてドキュメントのように再現させる。って事だったんだと思う。
「チェ・ゲバラ」の革命家としての人生の時期を見せる事で。

だから、エンターテイメントでは無い。これは。
そういう意味では、全く、全然、面白くない。

でも、俺にとっては、絶対、観て良かった映画だった。
誰かが何かを伝えようとする時に、そこに「面白さ」「楽しさ」「解りやすさ(伝わりやすさ)」を盛り込む事は、有効な手段だと思う。
でも、それは伝える為に存在するからこそ、意義がある。

例えば、「面白さ」「楽しさ」しかありません。って作品があったとしても、その先には、例えば「日常からのほんの一時の逸脱」によって、観る人の心を軽くしたい。みたいな願望や目的が込められてるはずだ。きっとね。
もしくは、作り手が感性の共感のみを求めているっていうケースも、あるんかもしれないけど。

いずれにせよ、「面白さ」「楽しさ」「解りやすさ(伝わりやすさ)」ってのは、本来伝える為の、大事だけど単にその方法の一つなんだよね。きっと。
だから、要らない場合には、要らない。
それが、この映画のような気がする。

淡々と進んでいくこの映画は、ある意味、スクリーンを使ったルポルタージュなんだと思うよ。
だから、俺は観て良かった。
観たものを、丸ごと受け入れるかどうかは別として、知りたい欲求に、基礎知識を入れてくれた映画だった。
し、一瞬でも、そこに思いを馳せるきっかけになる。

カストロやゲバラ。
なんとなく、革命家なんだよね?しか知らなかったけど。
それを全く知らない世代の俺が、それを少しでも知る為には、ストーリー性なんて付け加えて欲しくなかったし(馬鹿な奴は、変にそこだけを見るからね)さ、自分の中での重要と供給が一致した作品でしたわ。
しかも、アメリカ人がこういう映画を作って、劇中で使われてるのがスペイン語だってのも、徹底していて姿勢が見える。
2作品ともパンフを買ったんだけど、それが無いと事実が解り難い部分が、多々あります(笑)

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