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2009/09/13

乾 くるみ 「イニシエーション・ラブ」 なかなかの面白さだった。

さて、昨日、カラーマーゾフの兄弟を読み終わったんで、ちょっと軽めの小説を読みたいな~。って事で、選んできた一冊。

41rd8tfmbjl__bo2204203200_pisitbsti乾 くるみの「イニシエーション・ラブ」

この人の作品は、読んだ事無かったんだけどね。

書店のポップに「最後の2行で全てが覆される」みたいな事を書いてて、以前から興味は、持ってたんだな。
2ページじゃ無くて、2行ってとこがね。どんな、どんでん返しなんだろ??って感じでさ。

時代は、’80年代後半の日本。
携帯電話なんかも、当然普及して無い頃なんでね。
好きな女の子ん家に電話をかける時にさ、「本人じゃ無くて、家族(しかも父親とか)が電話取ったら、どうしよ??」などと、ドキドキした頃ね。

読み始めると、本当に最後の2行までは、10代後半~20代前半の、学生から社会人に変わっていく時期の、恋愛小説。
でも、男女7人~物語やら、テレカの残り度数やら、懐かしい単語が沢山飛び出して来て、自分のその頃の事なんかも、ついつい思い出しちまった^^

途中、「あっ、この辺、ポイントになりそう」って所は、なんとなく解るし、オチの方向性もなんとなく想像出来たりもするんだけどね。
俺の場合は、その想像は、ある程度は当たってたんだけどさ、でも、最後の2行でやっぱり引っ繰り返された。
そこまでは、思わなかった!ってな、感じ。
本当に、最後の2行だった(笑)

んで、こっからが大事なんだけどさ、読後に確認の為に、再読せずにはいれないのね。
これは、ミステリの醍醐味だね~。
って言っても、誰も死んだり襲われたりする、そういう内容じゃなくて、最後に引っ繰り返されるって意味での、ミステリだからね。
最初から最後まで、恋愛小説なんだけど、こういうのは面白い仕組みだな。

本当は、読後に真っ先に思った感想を書きたいんだけどさ、それを書くとネタばれになる可能性があるんで、書けません^^
ページ数も多く無いんで、一気に読める一冊。
息抜きには、丁度良かった~。

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