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2009/10/09

樋口 了一 「手紙 ~親愛なる子供たちへ~」

41gczj7vydl__sl500_aa240_ 以前、TV番組の「誰も知らない泣ける歌」で、久しぶりにこの人の名前を聞いた。

北海道在住のおいらは、今(かつて)、多くの都府県で再放送されて、大泉 洋の人気に火がついた番組「水曜どうでしょう」のエンディングテーマの歌手として知ってたんだけどさ。
(樋口 了一の名前を知ってる多くの道民が、そうなんじゃないかな??)

んで、久しぶりに耳にした樋口 了一の曲 「手紙 ~親愛なる子供たちへ~」には、心打たれた。

歌詩は、読み人知らず。
元の歌詞が、ポルトガル語で書かれていたチェーンメール。
それが彼の友人のところに届いて、それに感銘を受けた彼と友人が、詩を翻訳・加筆したものに曲を付けてるらしい。
(この点に関しては、道義的な問題で賛否両論もあるらしい)
そして、俺が、この場でこの曲をお薦めしたという事は、俺は賛成のスタンスをとったと言う事になるんだね。

良い曲だから世に出すべきだ。というのと、誰か知らない人が書いた詩を(例え、読み人知らずにしたとしても)、勝手に翻訳・加筆して世に出すという事は、発信する側の責任が果たされて無いという、大前提。
確かに、後者の方が、俺も大事だと思う。
でも、敢えて、紹介する事にした。
きっと、この歌で、自分を愛し育ててくれた人への大事な気持ちを一時忘れてる(俺のような)人間や、何よりも親の介護に疲れ切った多くの人達の気持ちが、少しだけでも救われるんじゃないかと思う。
そして、誰かの人生を救える歌ってのは、世の中にそうそうあるもんじゃぁ無い。
だから、敢えてね。


その問題の詩は、年老いた(アルツハイマーだと思われる)親が、こどもに対しての気持ちを綴ったように書かれてる。
親不孝な事ばっかしてる俺には、本当に胸に刺さる。



手紙 ~親愛なる子供たちへ~

年老いた私が ある日 今までの私と違っていたとしても

どうかそのままの私のことを理解して欲しい

私が服の上に食べ物をこぼしても 靴ひもを結び忘れても

あなたに色んなことを教えたように見守って欲しい

あなたと話す時 同じ話を何度も何度も繰り返しても

その結末をどうかさえぎらずにうなずいて欲しい

あなたにせがまれて繰り返し読んだ絵本のあたたかな結末は

いつも同じでも私の心を平和にしてくれた

悲しい事ではないんだ 消え去ってゆくように見える私の心へと

励ましのまなざしを向けて欲しい

楽しいひと時に 私が思わず下着を濡らしてしまったり

お風呂に入るのをいやがるときには思い出して欲しい

あなたを追い回し 何度も着替えさせたり 様々な理由をつけて

いやがるあなたとお風呂に入った 懐かしい日のことを

悲しい事ではないんだ 旅立ちの前の準備をしている私に

祝福の祈りを捧げて欲しい

いずれ歯も弱り 飲み込む事さえ出来なくなるかも知れない

足も衰えて立ち上がる事すら出来なくなったら

あなたが か弱い足で立ち上がろうと私に助けを求めたように

よろめく私に どうかあなたの手を握らせて欲しい

私の姿を見て悲しんだり 自分が無力だと思わないで欲しい

あなたを抱きしめる力がないのを知るのはつらい事だけど

私を理解して支えてくれる心だけを持っていて欲しい

きっとそれだけでそれだけで 私には勇気がわいてくるのです

あなたの人生の始まりに私がしっかりと付き添ったように

私の人生の終わりに少しだけ付き添って欲しい

あなたが生まれてくれたことで私が受けた多くの喜びと

あなたに対する変わらぬ愛を持って笑顔で答えたい

私の子供たちへ

愛する子供たちへ

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