« ちょっとしたスペースの埋め方。 | トップページ | う~ん、楽しみ過ぎやね^^ »

2009/11/08

ガルシア・マルケスの「百年の孤独」 こんなの読んだ事無い。凄い小説だわ。

51cwkkvytil__sl500_aa240_ここ最近ずっと読んでた、ガルシア・マルケスの「百年の孤独」を、やっと読み終えた。

ざっくりとした内容は、(以下、斜体分、Amazonの商品説明より抜粋)

蜃気楼の村マコンド。その草創、隆盛、衰退、ついには廃墟と化すまでのめくるめく百年を通じて、村の開拓者一族ブエンディア家の、一人からまた一人へと受け継がれる運命にあった底なしの孤独は、絶望と野望、苦悶と悦楽、現実と幻想、死と生、すなわち人間であることの葛藤をことごとく呑み尽しながら…。20世紀が生んだ、物語の豊潤な奇蹟。

とある、お得意先のドクターから勧めて貰って読んでみたんだけど。
いや~、凄い物語だった。
こんなの、なかなか、お目にかかれないって感じです。

何て言うか、非現実と現実が絡み合って、独特の不思議な世界観を出してるんだけど。
おそらく、その雰囲気を出すのが、主な目的なんじゃ無いってのは、読んでて凄く解るのね。
ファンタジーでは無い感じ。
あくまでも‘百年の孤独’の物語。

だから、ごく自然に、現実に則した不思議さと現実との狭間で、一族の歴史が展開されて行く物語だった。
しかも、この‘一族’の物語だってのが、クセモノでね。
同じ名前を冠した子孫が、次々と生まれてくるんで、カタカナの名前に弱い人だと、とてつもなく混乱する事、請け合いです(笑)

ともあれ、不思議な面白さの小説です。

一族の上に降りかかる年月も、かなり淡々と描かれてて、作中の時の経過が薄いのは、これはきっと、計算だと思われるんだけど。
なのに、人物のある時期に、都度、スポットライトを当てて、あっさりとは終わらせてない。

しかも、一族史という事で、登場人物の個性を出す手法として、個々の“性格”細かい出来事を重ねて描写するんじゃ無くて、血脈(や繰り返し付けられる名前)で自然に説明してるってのが、これまた凄い。

こんなに濃い物語を読み終わったのに、読後感が“ウスバカゲロウ”のようで、ホントに不思議。

この人の作品は、また、ぜひ、読んでみようと思ひます。

« ちょっとしたスペースの埋め方。 | トップページ | う~ん、楽しみ過ぎやね^^ »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

百年の孤独、、、


酒しか思い浮かばないオレは負け組。

けいにゃさん、こんばんは。

百年の孤独・・・

その酒を知らない俺はお子様(笑)

マジで知りませんでした^^

TSURUさん
こんにちは。
実は寺山修司の最後の戯曲は「百年の孤独」で、このガルシア・マルケスの小説をヒントに書かれたものだそうです。同名の映画もあって、こちらはマルケス側からの抗議で「さらば箱舟」と改題されて没後に公開されたそうです。受け売りで私は勉強不足でまだどちらも見ていないんですけど。

miyukiさん、こんにちは。
コメント有難うございますhappy01
おおっ、そうだったんですね。
今度「あゝ、荒野」と「さかさま世界史 英雄伝」を読んでみますね♪

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1208540/32128220

この記事へのトラックバック一覧です: ガルシア・マルケスの「百年の孤独」 こんなの読んだ事無い。凄い小説だわ。:

« ちょっとしたスペースの埋め方。 | トップページ | う~ん、楽しみ過ぎやね^^ »

2013年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30