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2009/12/12

かつて「KATZE」に多大な影響を受けて、音楽の道に踏み込んだんだよな~。

このブログを書き始めた頃に、俺が多大なる影響を受けたKATZEというバンドについて、ちょいと触れた(記事)事があった。

実は、そのバンドのVo.中村 敦が、ここ最近やってたバンド「N・M・A」(Baは、同じくKATZEだった高山 克彬)と、現在進行中のユニット「愚息」(Grは、同じくKATZEだった尾上 賢)を紹介しようかなぁと思ったんだけどね。
そういえば、そもそも、KATZEのアルバム自体を、ちゃんと紹介して無かった事に気付いた次第な訳で。

早速、紹介。

基本的な音楽性は、BOOWYの人気が最高潮に達して、解散した直後位にデビュー。
当時の言葉で言うと、ビートロックってなるんだろうけどね。
ただ、当時“ビートロック”っていう、直線的なリズムの楽曲のイメージで括られてたバンド達は、実に色んなリズムで、面白い事をやってた。
当時は、全然、そんな事解らなかったけどね(笑)

そんな中、KATZEは数あるバンドの一つとして、ビートを全面に出した他のバンドと同様なデビューをしたんだけど、3枚目のアルバム頃から、“自分らしく生きるって事”が、テーマのバンドに急速に変わって行った。

これは、Voの中村 敦のジレンマが、ダイレクトに歌詞・インタビューに反映されてたからと思われるんだけど。
それに伴って、音楽性も、よりRock'n'Rollやブルースのテイスト、アコースティック色が、かなり混ざり始めるのね。
そして、4枚目のアルバムを最後に、解散。
解散の理由は、Voの中村 敦の脱退申請。
で、メンバーが変わったら、KATZEでは無くなるって事で、解散。と。

さて、そんなKATZEのアルバム。

41qgghyr2cl__sl500_aa240_まずは、1stアルバム「BLIND」。

なれないレコーディングにてこずって、自分達の音が発揮出来なかったって事から、“盲目”(手探り状態)っていう意味で、付けられたアルバムタイトル。

当時から、中村 敦独特のメロディーの付け方は、発揮されてる。
一見、ストレートで綺麗なメロに聞けるんだけど、所々、聞いてて気持ちの良いフェイクが入ってる。
そして、何より“作り手”側になった時に、気付いたんだけど、同じコード進行で自分がメロを作ろうと思っても、このメロディーは、出来そうで、全然出来ない。
普通の良いメロディーに聞こえるそれらが、ずっと、頭に残るのは、この辺がポイントっぽい気がするね。

4021d0920ea09a3e25111210_l__aa240_2ndアルバム「STAY FREE」。

ビートバンドって言われる事に抵抗を感じて、アマチュア時代のメンバーがそれぞれやってたバンドの、リズムパターンにちょっと凝ってる自作の曲を、結構収録してる。
このアルバムで、アマチュア時代の曲のストックを出しきったっぽい。

音楽的な観点だけから見ると、一番、聴いてて完成度が高いって人が多い。し、確かに、それに頷ける部分もある。
楽曲、メロディーともに秀作揃い。
プロになる時に、道を分かった元メンバーに対するメッセージソング「STAY FREE」が、アルバムタイトルになってる。

高3ん時に、卒業ワンマンライブのラストは「STAY FREE」にした。
なんか、らしいでしょ。
これからも、俺らは、自由に羽ばたこうぜ・・・みたいな、学生ノリ。
俺、そういうの、大好きだったんだよね(笑)あはは。
そして、それ(表面的な出し方は変わっても、根っこ)は、今も変わって無いって説も・・・うひひ。

このアルバムまでは、収録曲のカラーもアレンジもそれっぽいんだけど、ビジュアル面も小奇麗なまとまり方をしてた。

419jytopdl__sl500_aa240_俺が一番好きなんは、3rdアルバム「Good Times Bad Times」。

タイトルからも、ちょっと想像出来るけど、メッセージ性が強い曲が増えて、それは唄い方やアレンジにもダイレクトに反映されてる。
CDっていうものを通して、“熱”が伝わって来る感じ。

でもメッセージ性の強い曲ばっかが収録されてる訳でも無くて、“雰囲気としての(精神性の)Rock'n'Roll”を体現してるアルバムって感じかな!?
アコースティックなアレンジの曲も、チラホラ。
ただ、中村 敦のメロディーメーカーとしての才能は、全く損なわれて無くて、俺は一番好きなバランスなんだけどね。

勿論、今現在、初めて聞いたなら、何も思わなかったのかも知れんけどさ。
リアルタイムでこのバンドを聞いてた俺は、このバンドの変化自体が、強烈なメッセージになって、思春期の若者が良く考える“自分は何の為に、生きていくのか”が、大いに揺さぶられた訳よ。

51giccazy6l__sl500_aa240_さて、4thアルバム「LOVE IS HERE」。

これは、もう、タイトルからして・・・。

ただ、中村 敦が、精神性を重んじるバランスが大きくなってて、一発録りの曲なんかは、雑さが目についたりする部分も有る。
作り込まないって事と、完成していないって事の線引きが、出来て無いっていうかね。
ただ、当時の彼の、ありったけの想いが詰まってるアルバム。
そういう意味から、このアルバムこそがKATZEだと、当時は思ってた。
とにかくアコギが、かなり登場。

たった4枚のアルバムなのに、いまだに(俺を含めて)現在の彼を追ってる人間が、地味にいるっていう(笑)
初めて、KATZEを聞いたのが16ん頃。今、36歳。
初めて聞いた頃までの人生より、それ以降、重ねて来た年月の方が、長くなってるのにね^^

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